みなさん、自動化は好きですか?僕は、マインクラフトなどのゲームでも、いろいろな装置を自動化することが好きです。アイテムをインプットすると装置が自動的に動き出して、お目当ての新しいアイテムが製造される。
そんな、工場のラインを作ることに特化したゲーム「Shapez.io」がとても面白かったので、ご紹介します。
Shapez.ioはストーリーといったものは存在しません。
ですが、この記事にはレベルを進めてアンロックされる要素について記載しています。
それらの情報を知らずにプレイしたい方はこの記事を読まずにプレイすることをおすすめします。
Shapez.ioとは
Shapez.ioは、PC(Steam)で購入することができるゲームです。Steam版は有料ですが、なんと無料で遊ぶことができるWeb版Shapez.ioが用意されています。気になる方はWeb版で遊んでみることをおすすめします。
Web版は無料であるためいろいろな制限があります。ただ、セーブデータをSteam版に移行することができるので、オモシロイと思ったら有料版に切り替えるのも良いかもしれませんね。
何をするゲームなの?
簡単に言うと、部品をベルトコンベアで運び、分解や合体、着色などを行って指定された形状を納品するというゲームです。けっこう地味なゲームですが、刺さる人には刺さりまくると思います。
部品はフィールドのいたるところに配置されており、無限に抽出できます。通貨を払って部品を買うといったシステムではないので、純粋に工場のラインを作ることに集中できます。
要求される形状を製造するラインを作っていく
フィールド上には、様々な部品と、部品を着色するための色素を抽出できるエリアが無数にあります。また、フィールドの真ん中には作成した製品を納品するためのHUBがあります。
HUBには納品するべき製品の形状と必要個数が表示されています。指定された製品を指定された個数だけ納品すればそのレベルはクリアとなります。
こんな感じで円形の部品を抽出し、HUB(右上の”納品”と記載されている場所)に送り込みます。上記の画像はレベル1の段階なので、まだ特に加工は出来ません。レベルが進むにつれて、できる加工が増えていきます。
これは出来る加工のほんの一部ですが、抽出した四角系の部品を切断・回転し、緑に着色しています。
レベルが進むに連れて必要な納品数もどんどんと増えていきます。形状もだんだん複雑になるので、作るラインの長さも増大していき、工場は徐々にカオスな状態へ…。
また、設備がアンロックされていくともっと小さなスペースで処理できるようになったり、もっと効率の良い設備が使えるようになったりします。
レベルを進めて「積層機」が使えるようになると、最大で4つまで部品を重ねることができるようになります。
このあたりから、パズル要素がかなり大きくなってきます。要求された図形を作るだけならそこまで難しくはありません。ですが、例えばレベル13の時点では3,800個も納品を行う必要があります。
やってみると分かるのですが、混色機(色を混ぜて新しい色を作る設備)や積層機といった設備は処理のスピードが遅いです。アップグレードで速度アップすることができるのですが、やはりできるだけ効率の良い工場を作りたいですよね。
上図のようなラインを作るのは、けっこう手間がかかります。しかし、完成したラインを部品が流れていき、組み上がっていくさまを眺めているとニヤニヤが止まらなくなります(私だけ…?)。
コピー&ペーストができない!?
このゲーム、同じようなラインを数多く作ることになるのですが、最初のうちはコピペが出来ません…。レベルを進めていくとアンロックされ、コピペができるようになるのでそれまでは少し辛抱が必要です。
部品の調達はゼロコストで無限に出来るものの、コピペについては対価が必要となります。ゲーム内でもちゃんと説明してくれますが、コピペをアンロックするために必要だった図形を追加で納品することでコピペができる仕組みになっています。
コピペ解禁後にコピペが使えないのは地獄でしかありません。コピペに必要な図形を作るラインを消去してしまわないように気をつけましょう。
設備をアップグレードしよう
その他の設備のアップグレードをするにも、同じように指定された図形を納品し続ける必要があります。大抵はすでに納品した図形がそのままアップグレードにも要求されます。なので、必要に応じて作成したラインはそのまま残しておくことになります。
最終目標は、”完全なる自動化”
このゲームの奥深いところは、途中からソフトウェアの要素が入ってくるところです。
序盤は、切断や着色、積層といった、部品を加工する設備しか使えません。ところが、レベルが進んでいくとワイヤーなるものが使用できるようになり、フィルターや論理回路といったものも用意されています。
あるレベル以降は、フリープレイモードへ
すべての設備がアンロックされると、このゲームとしては一区切りとなります。それ以降はフリープレイモードとなり、要求される図形はランダム生成に。
今までのように図形に応じたラインを作っていっても一応レベルを進めることは出来ます。ですが、実績をすべて解除しようとするとレベル100をクリアしないといけないので、めちゃくちゃ大変な作業です。
ということでフリープレイモードが解禁されたあとは、アンロックされたすべての設備を駆使して全自動のラインを作ることが目標となります。
上図のように、HUBからは納品するべき図形の信号が出力されています。これを解析して必要な図形を作り上げるラインが完成すると、眺めているだけでどんどんレベルをクリアできるようになります。
言うまでもなく、全自動のラインを作るのはかなりの労力が必要となります…。私はこちらのサイトを参考にして作成しました。このあたりはプログラミング的な考え方も入ってくるので、取っ付きにくいかもしれません。私なりの解説記事も作れたら作ってみようかな…。
タイムアタック要素も
実績の中には、あるレベルをクリアするまでの時間が条件となっているものがあります。もっとも達成が難しいもので、レベル12までを30分でクリアするというものであります。私はまだこの実績の解除が出来ていません。。
どれだけ時間がかかったとしても特にペナルティが無いのがこのゲームの良さです。とはいえタイムアタックとなると急に忙しくなり、アクションゲームさながらの操作が必要となってきます(このレベルではまだコピペが出来ないので、ひたすら同じようなラインをマウスクリックで作る羽目に…)。
実績が解除できたら、それについての記事も書いてみたいなと思っています。
(2022/05/29 追記)
まだSpeedrun Masterの実績は解除できていないのですが(できていないんかい)、攻略のための記事を書いてみました。この記事は、Speedrun Masterに特化した攻略ではないのですが、使えるテクニックではあると思います。
Speedrun Masterが解除できたら、レベル12までの実際の流れを攻略記事としてつくる予定です(イツニナルコトヤラ…)
2022/06/25 追記
ようやくSpeedrun Masterの実績が解除できたので、攻略記事を公開しました!
おわりに
とにかく工場のラインを作ることだけに特化したゲームなので、人を選ぶゲームかもしれません。キャラクターなどは存在しないし、ストーリーやエンディングといったものも用意されていないです。ある種、硬派なゲームと言えるかもしれません。
ですが、価格もそれほど高くないので、ここまで読んでいただいて興味を持たれた方は遊んでみても損はないかなと思います(私はSteamのセールで安くなっているときに購入しました。セールを待つのも手かもしれませんね)。
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